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shimarisu-attimaのブログ

フリーライターattimaのブログ

友人の結婚式にて ちょっとハプニング

先週末、友人の結婚式に招待され、参列してまいりました!
新婦はとても仲の良い高校時代からの友人であり、新郎は私の義姉の友人。
私と義姉の紹介で出会い、まさかのゴールイン、というとてもおめでたいお話なのです。
そして二人から頼まれて馴れ初めムービーを似顔絵にて作成させてもらいました。(イラストのコーナーに置いてある、コミック風の似顔絵達はこのムービーに使用した物です)
とても素敵な式で、最近は数が減っていると言われている、伝統的な神殿式。
荘厳な神殿で白無垢に袴姿、キリリとしてお美しかったです。
そして披露宴では色打掛、和ドレス。新郎は袴にハット、ストールをまとい、大正ロマン風な装い。お…オシャレ…!!
この上なく幸せそうな2人の様子に、私達夫婦も、兄夫婦も、幸せな気分になりました。

そんな中、1つとても心に残ったエピソードがありますので紹介します。
これは、主役たちの知らない所で密かに起こった事件なのですが…

式は家族、友人のみ、というアットホームな形式のため、私達夫婦、そして兄家族は、主賓席に案内していただきました。
ところが、乾杯も終わり、主役の二人が写真撮影のために各テーブルを回り始めたとき、事件は起きました…
私達のテーブルでの撮影が終わり、主役の二人は次のテーブルへ。さてご馳走をいただこう、と私たちは各々好きな飲み物をオーダーしました。
そして注文のドリンクを片手に颯爽と現れた男性ウエイター。
兄の席へドリンクを置こうと、状態を傾け…その傾いた角度に、お盆の上のワイングラス達がお盆の上を滑り落ちたのです。
一瞬の出来事。
まるで漫画のワンシーンのように見事に、兄の右半身、お腹より下にバシャリ、とドリンクがかかりました。
まさかこんな場でそんなベタな展開があろうとは…私は一瞬血の気が引きました。
すぐさま自分のクロスで兄のスーツをふき取る義姉。
私もフォローしようとクロスを持って席を立ち、呆然とする兄にひとまずクロスを手渡しました。
険悪な空気になる、と覚悟をしました。ところが。
兄のスーツを手際よく拭き終えた義姉が大爆笑し始めました。
兄は怒るでも笑うでもなく、ぽかん、としたまま。
当然、ドリンクをかけてしまったウエイターさんは恐縮し、謝りますが、「全然、いいですよ」と笑う義姉。
さすがにウエイターさんの顔は引き攣ったまま。責任者の方も現れ、クリーニング代や弁償の話を持ちかけるのですが、姉は朗らかに笑い、「全っ然、大丈夫です。」
落ち着きを取り戻した兄も、いつも通りの笑顔。「いいですよ、全然。なぁ?」兄が義姉にそう振ると、義姉も「もちろん」という様子で頷きました。
そして、去っていく責任者の人に一言「さっきの人、あまり責めないであげてくださいね。本当に、大丈夫なので」
そのやり取りを見て、私は驚くと同時に、兄夫婦の偉大さを感じずにはいられませんでした。
もちろん、おめでたい祝いの席で険悪なムードになるわけにいかないことはよく分かります。
それでも、あの立場が自分だったら、そんな大人な対応を出来ただろうか…
正直、無理だと思うのです。
普段着であっても思い切り服に飲み物を零されたら少なからず腹立たしい気持ちになるだろうし、ましてや正装。そして相手は結婚式場のウエイター、さらに言えば一応主賓席…。
自分だったら、あんな風に笑って「いいですよ」なんて、きっと言えない。
少なくとも、クリーニング代はせびるな…と思ってしまいました。小さいなぁ、自分。

きっと義姉は、その場を和やかに済ませるため、そして主役たち、周りの席の人たちに迷惑にならぬよう、さらには気づかれぬよう、という一瞬の気配りを、ごく自然に行ったのだと思います。
自分の義姉ながら、その偉大さには脱帽です。
そして、私もそんな女性にならなければ、と思ったのですが、その道のりは遠そうです…。
けれど身近にそんな素晴らしい人がいるということが幸せだと感じました。

そして兄も、そんなことが自分の身に起きたにも関わらず、「最近ツイてたからなぁ」なんて言って笑っていました。
わが兄、侮れない、と思ったワンシーンでした…。


っと結婚式の話題から逸れてしまいましたが、主役の二人の幸せそうな姿、そして兄夫婦の神対応を目の当たりにし、本当にいい意味で色々と考えさせられ、幸せを感じる一日となりました。

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